元ネタ alternatehistory.com※記事タイトル通りのテーマですので、下ネタがダメな方は引き返して下さい。(^_^;
「おいっ、地理の教科書にセックスって書いてあるぞ!」
広島のとある山中に鎮座する中学校の教室にビリリッと電流が駆け抜けた。
ざわわ・・・ざわ・・・ざわわわ・・・
しかし、数瞬のショックから我に返った生徒たちは意外にも冷静だった。
「教科書にそれはねーわ」
「まーたお前かよボブ・・・昼休みなのに精が出るのぉ」
「何でそんなに目立ちたいん、必死か?」
半信半疑、苦笑い、好奇の目、そんな反応に業を煮やしたお調子者がまた吠えた。
「嘘じゃねーよ! ほら、ここ見てみろよ!」
ちっ、しゃーない、どれどれと数人の優しき生徒たちが集まり、
興奮したボブが穴が開くほど強く指差した教科書の場所を見ると・・・・・・
その地図上には " エセックス " の文字が。
「イギリスマジかーーーーーっ!?!?」
「教科書のくせに何を言いよんならーーーー!?」
「エセックスの最初のエって何なんだエって???」
「ジェントルマンがこんな地名つけてええんかっええのんかっ!?」
激震が走った。
大揺れに揺れる教室。
男子たちは皆、自分の地理の教科書を勇んで開きこのビッグウェーブに飛び乗った。
エセックスあったー、俺も見つけたっ、マジだスゲェー!
そんな喝采が教室中を飛び交う。
女子たちの多くもそんな男子の手元の教科書をチラ見したりと興味津々のやうだ。
そうしてひとしきり燃え上がり、この騒ぎも沈静化を見せ始めたその時、
活力を消耗した皆の心へ、一人の生徒が遠慮がちに燃料を投下してみせた。
「エセックスの下の方に・・・サセックスってあるわ・・・他にもまだあるかも」
どよよ・・・どよ・・・どよよよよ・・・
こうして阿鼻叫喚のセックス探しが始まりを告げた。
「サセックス、ゲットだぜっ!」
「うわぁマジであったぁぁああああああああ」
「何が紳士の国だよっおいぃぃいい」
「左の方にウェセックスっての見つけたぞっ!!!!!」
「ほんまじゃ! こいつらどんだけセックスが好きなんじゃ?!」
「やれやれ、とんだドスケベ・ジェントルマンもあったもんじゃわ・・・」
「ちょ、ウェセックス! うぇセックスてwww うぇwうぇwうぇw」
新たな発見の鬨の声があがる度、うぉおおおおおおと色めき立つ生徒たち。
もはや制御不能で学級崩壊の域に達していた。
そんな喧騒の中でも、目先が利く者は、さらなる新天地を目指そうとしていた。
「イギリス以外にもあるんじゃないか・・・」
「そうだ、イギリス人が移住したアメリカだよっ」
「きっとそこにもセックスが待ってる!」
我先にと教科書をめくりアメリカのページへ殺到する乱心者たち。
その光景はさながら、大河を超え、山脈を超え、金脈を求めて長躯
カリフォルニアへと押し寄せた金の亡者たちを彷彿とさせた。
ゴールドラッシュならぬ、セックスラッシュが爆誕した瞬間だった・・・・・・
※ 小説『それでもボブはやってない』より抜粋
こんな時代が誰にでもありましたよね。(マテ管理人にも上記のような経験があったわけですが、
あの頃はただ、あー面白かったと消費しただけで終わったこの案件。
大人になってから、非常に興味深い、とある疑問となって甦りました。
その疑問とは、記事タイトルに書いてある通りです。
「
なぜ、イングランドの国名は セックスランド にならなかったのか?」
あー聴こえるなぁ・・・「お前は何を言ってるんだ?」の声が・・・
でもまぁ、お願いですからこの記事を最後まで読んでやって下さい。
きっと、30へぇぐらいは押してもらえると思いますから。(;^ω^)スクナイ
だがその前に、このテーマに関連する記事を以前に書いてますので
それを先に読んでくれたら嬉しかったりします。
●
外国人「お前の国の伝説の英雄は誰だ?」もちろん、↑ を無理に読まなくても大丈夫。
この記事だけでも一つの記事としてまとめてますから問題なしです。
さて、まずイギリス(イングランド)の歴史をサクッと少しだけ触れますね。
西暦43年、現イングランドはローマ帝国に征服されました。
当時、ローマ人はその島をブリタニア、その住人をブリトン人と呼んでました。
ローマ帝国はブリタニアに総督と軍隊を置き、属州としてブリトン人を支配。
しかし、409年頃に本国が怪しくなってきたのでローマ人はブリタニアから撤収。
ブリタニアは再びブリトン人の手に戻りました。
ところが、449年頃にゲルマン民族大襲来。
アングル人、サクソン人、ジュート人らの侵略が本格化したことにより
ブリトン人は島の隅っこへと追いやられてしまいました。
そして、ゲルマンの部族たちはそれぞれが国を建設します。
いつしかその王国の数は主に7つとなりました。
ヘプターキー(七王国時代:409~825年)の到来です。
・ イースト・アングリア(East Anglia): アングル人の王国。
・ ノーサンブリア(Northumbria): アングル人の王国。
・ マーシア(Mercia): アングル人の王国。
・ エセックス(Essex): サクソン人の王国、
・ サセックス(Sussex): サクソン人の王国
・ ウェセックス(Wessex): サクソン人の王国
・ ケント(Kent): ジュート人の王国
以上の七国がそれにあたります。
ちなみに、上図のウェセックスの左、緑色の部分がブリトン人のドゥムノニア王国で
あの
アーサー王はこの国の王族だったのではという説がありますよ。
さて、話の核心に入りますが、イングランドという国名の意味はアングル・ランド、
つまり、アングル人の国となります。七王国は、その中の一つの国が統一してイングランドになりました。
普通に考えれば、アングル人の国のいずれかが統一したとなります・・・・・・が、
そうじゃないから不思議なんです。(笑)
七王国を制覇してイングランドを建国したのは、
ウェセックス(Wessex)王国!
アングル人じゃなくて、サクソン人の国なんですよ。O_o
これは一体とういうことなのか?
サクソン人が支配したのだから、サクソニーかサックスランド、いやむしろ
セックスランドになるのが当たり前じゃないかっ!(ドンッ
もし本当にそうなっていれば今頃、オリンピックの実況が大変なことになっていたし、
お調子者のボブもまた違った道を歩めたかもしれないんだ・・・・・・・
ともかく、この疑問は管理人の中でずっと前から燻り続けていました。
人と真剣に話すにはアレな内容だったのでずっと心の中にため込んでいましたが
もうボチボチ限界に達しそうなのデス。
そんな訳で、このブログで吐き出させて頂きましたYO!(^_^;
日本人の管理人ですら疑問に思うのだから、当のイギリス人たちはそりゃあもう
喧々諤々の大論争を何度も繰り返してる・・・・・・・ことは全くなかった。
ググってもほとんどこの話題にヒットしないんですよね。
これも不思議なんでが、その仮説はまた別の機会に。
ともかく、少ないながらもこのテーマに触れてるスレッドがありましたので
取り上げさせてもらいました。興味のない方もぜひ読んでみて下さい。
そして、こういった歴史に興味を持ってくれるようになったら最高デス。^_^
Sexland, a Saxon England?
セックスランド、サクソン人のイングランド?Zorqal テネシー スレ主スレッドのタイトルをどうするべきか最後まで完全に分からずじまいだったので、
もし誰かを困惑させてしまったのなら勘弁してほしい。
ともかく、どうしてセックスランド/サックスランドではなく、
イングランドという国名になることができたのだろうか?
だって、サクソン人たちがアングル人たちを支配したのに
アングル人の国という意味のイングランドはおかしいだろ?
当時の彼らの民族移動パターンは知らないが、
恐らくそれが関係しているんじゃないかと。
もしかしたら、イングランドはセックスランドになっていたかもしれないし、
サクソニーという地名は、アングリアかアングロニーになっていたかもしれない。
もし俺の憶測が現実になっていたとしても、歴史そのものには影響はなかったろうな。
単に名前が変わっただけのことだから。
ただ、民族移住のパターンが変わったのなら歴史も大きく変化したと思う。
Spelf ニューヨークその理屈なら、Saxony(サクソニー)になるんじゃね?もしセックスランドになってたら、その後の学生たちはメッチャ困惑したろうなぁ。
Mike Stearns セックスランドの方が面白くてイイ。(゚∀゚)
TFSmith121 たぶん、サックスランドになってたのかもじゃない?
国歌はきっと滑らかなサウンドのジャズで演奏されるんだろうね・・・
King of the Uzbeks タシュケントではないどこかファック! サクソン人 ファック!
なぜジュート人(Jutes)は愛を得られないのかっ? Turquoise Blue ヨーロッパ ユトランド(Jutland)が既にあるやんけ!
King of the Uzbeks タシュケントではないどこか あんなの誰も気にかけてくれないじゃないかっ。
記憶してるのは俺みたいな第一次世界大戦オタクだけさ・・・
だいたいなんでアングロ・サクソンなのさ?
どうして
ジュート・サクソンじゃ駄目なんだYO!
LSCatilina オクシタニア だってジュート人はアングル人の諸王国よりも全く重要ではありませんでしたもの。
サクソン人との比較は言わずもがなですわね。
最終的に、あの島に渡ったジュート人たちはサクソン人とフリジア人(結果的に
サクソン人と同化)に吸収されてしまいましてよ。
ramones1986 フィリピン「 Sexland 」←くそワロタw個人的には、サクソンランドに1票。
ただ、セックスランドも凄くアリだと思うよ。(笑)
Zorqal テネシー スレ主ウェセックスが今のイングランドの大半を支配していたらどうだろうか?
そうしたら、セックスランドになってたんじゃないか?
それが最も理に叶ってると思うんだよ。
そうだったのであれば、民族移動パターンも変わっていただろう。
サクソン人が大挙してブリテンに渡る一方で、アングル人たちの大部分は
大陸のホルシュタインに留まったんじゃないか。
アングル人の王国はデンマーク南部/ドイツ北部で力を持ち、
ヴァイキング文化と密接に結びついていったんじゃないかと思う。
LSCatilina オクシタニア どういうことかしら?
実際に、ウェセックスが他のアングル人・サクソン人の王国を全て吸収したのよ。
9世紀に覇を唱えていたマーシアを打ち破ったことによってですわ~。
AussieHawker オーストラリアAll Hail the Sexland(セックスランド万歳!)
そしてその住人たちは、セクサーズやセクシーとして知られたことだろう。(゚∀゚)
TFSmith121 「No Sex Please, We're British」ネタに
まったく違った光を与えることができたかもな・・・
UrukWestern saxony(ウェセックス)のままか、
ニューサクソニーでよかったんじゃない? eliphas8 下水道 ブリテンのサクソン人は同族の中で最も小さな移住集団だし、
既にサクソニー(注:ザクセン)と名づけられた地が存在したんだ。
だから、ブリテンのサクソン人はその名を使わなかった。
それに、アングル人は国名イングランドに値する存在だったと思うよ。
Counterstrike ウェセックスのままだと他にエセックスやサセックス、ミドルセックスなんて
呼ばれる場所があるんだから混乱してしまいそうだろ。
多くのゲルマン民族が移住してきてたから、彼らのアイデンティティを
一つの領域に結びつける名前を付けるってのは、刺激的かつトリッキーさ。
最善の選択は、クヌートの侵略を防ぐか、イングランドをバルカン化すること。
遅かれ早かれ、サクソン人は中部と南東イングランドあたりを恐らく・・・
サックスランドと名付けたんじゃないかな。
そのうちに、サクソン人とアングル人は互いに覇を競い合っていずれかが征服し
一つの国になり、民族も同化していったことだろう。
その国の名は・・・今、俺が思いつく中で最良なのはアングロサクソニーだ。
めちゃくちゃアホっぽい響きだけどなー。
January First-of-May 俺は前々から不思議だったんだよ。
Essex(エセックス)、Wessex(ウェセックス)、Sussex(サセックス)はあるのに
なぜ Nossex(野セックス)でフルコンプしないのかと。^_^ LSCatilina オクシタニア 何故なら、神は憐れみを持ち私たちのお下品なジョークも寛容される
広いお心をお持ちだからです。
ニーチェが神を殺してしまったことが残念でなりませんわ。
unmerged(8000)強いヴァイキングの戦士よりも奴隷のアイルランド人の遺伝子を受け継いでると
アイスランド人たちが聞いたときの顔を見るのが大好きだっ。
unmerged人種 + ランド で構成された国名はかなりあることを俺たちは知っている。。
例えば、ポーランド、フィンランド、スコットランドがそうだ。
しかし、ほんとイングランドはどうしてこうなった?
これは明らかにアングル人の住む土地とういう意味だ。
そうなると、サクソン人たちの立場はどうなる?それに、「Britain(ブリテン:英国)」はどうだ?
どうしたらこれが、United Kingdom(英国)と同義語になるというんだ?
それって、ローマ人に征服される前に今の南東イングランドに住んでいた
ケルト民族である「ブリトン人」から来てるんだろう?
もしそうなら、なぜイングランド人、スコットランド人、ウェールズ人を
ひとまとめにしてブリテンになるんだ?
実際には、全体構成の一部のことでしかないというのに。
unmerged(8570) 「Britain」は、
Brittany(注:ブリタニー、仏のブルターニュ)から来た
ブリトン人が侵略もしくは移住してきたのが由来だと思ってたわ・・・O_O
画像
uDark Knight それが逆なんだなぁ。その地名はイギリスにいたブリトン人たちが
ブリタニー(フランス語:Bretagne)に移住したことが由来。
unmerged(6898)アングル人はブリテン島の東部に定着したゲルマン民族・・・
どういう訳か、ポーランド語では、「Anglik」がイングランド人のことで
「Anglia」がイングランドのことだったりする・・・O_o
unmerged(8000)マジで多くの奴らがブリテンのことをイングランドって呼ぶよな。
UKとかブリテンなんてのは忘れちまってるみたいだ。
それから、最近、ケルトについてのドキュメンタリーを観たんだが、
ローマ人がケルト人と呼ぶのはガリア(注:現フランスあたり)の部族だけで
ブリテン島の住人のことは決してケルト人と呼ばなかったというのが面白かったわ。
unmerged(234)ゲルマン三部族の中でアングル人が一番早く移住したからさ。たぶん。
最終的に、サクソンが一番支配権を持ってたんだろうけど、
それはずっと最後の方だけのことだったんじゃないの。
unmerged(4253)そもそもサクソン人はイングランドに足を踏み入れてない。サクソン人が移住したというのは広く伝わった神話でしかないんだ。
俺たちが今、サクソン人だったと言っているのは、実際はフリース人だった。
(みんなオランダのフリースランドは知ってるよな)
事実はこういう事だ。
サクソン人はドイツの中心部深くに定住していた種族で、
決して海に出て行くような人たちではなく、
故に、イングランド征服など断じてあり得ない。
Classique
現代のサクソニー(注:ザクセン)は、確かにヨーロッパ中部だけど、
中世のサクソニーは、ドイツ王国(現代のニーダーザクセン州)の北西部で
その領土には海岸線を有していたんだけどなぁ・・・・・・・
unmerged(4253) ああ、サクソン人は間違いなく民族移動した・・・か、
若しくは
カール大帝に追いだされたかのどちらかだ。
だが、俺が知る限りそれはドイツ西部で北西部じゃない。
そこには海岸線などなかった。
もし仮に彼らが海に出たとしたら、それはカール大帝の迫害を
恐れたうえでのことだろうな。
Dark Knight とにかくこの地図を見ろ。話はそれからだ。 
(
クリックで拡大するはず)
unmerged(4253) 俺が見たことがあるものと矛盾していてとても興味深い。
俺の持ってる地図には、お前のがサクソン人としてる場所に
デーン人(Danes)と書いてあるんだが。
実際そっちのにはデーン人とジュート人の記載が無い。
もし、デーン人とジュート人がサクソン人の一部だというのなら
お前のセオリーも可能性があるかもな。
unmerged(24977)この議論に対する俺の推測はこれだ。
イングランドという名前は、
ノルマン・コンクエスト(注:ノルマン人の征服)後に
つけられた。それ以前は、サクソン人の王たちはこの島をブリテンと呼んでいた。
そして、ブリテンに覇を唱えた王たちは BRETWALDA(ブレトワルダ)と呼ばれたんだ。
実際、ブリテンを征服したノルマン人は「イングランド」という洗礼を受けたと
俺は考えている。ノルマン人にはイングランドの名を使う責任があったんだ。
また、バイキングのブリテン侵略が始まった8世紀ごろ、スカンジナビア半島の人間が
ブリテンに足を踏み入れた最初の場所が最も近い東海岸で、特にノーザンブリアと
イースト・アングリア(注:共にアングル人の国)だった。
だから、バイキングたちが最初に接触した島民はアングル人。
という訳で、彼らは自然とこの島のことをアングル人の土地 = イングランドと
呼ぶようになったんだな。
その後、ノルマンディーとなる地に定着したスカンジナビア人はこの地名を保った。
彼らにとってブリテンはイングランドで、征服者として現地に訪れてからも
島民たちにもその地名を使うことを強要したってわけさ。
unmerged(24977)↑ ありゃりゃりゃりゃ・・・俺が言ったことは間違ってるかもしれないや。
ちょっとこの件をネットで掘り下げてみたんだけど、こんな情報があった。
「だがエグバートはより良い方法をとった。違う部族との強い調和をはかるために
賢い譲渡を行った。 " イングランド " という名前がその記念碑である。
エグバート自身はサクソン人であったにも関わらず、アングル人を喜ばせるようにと
この国をアングルランド、転じてイングランドとした。
サクソニーでもサクソンランドでもなく、アングル人の国と呼んだのだ」
俺はちょっと混乱してきたよ・・・
この議論の答えは、イングランドという名前が正確にいつ使用されたかによって決まる。
それが、サクソン人のエグバートによってなのか?
それとも、やっぱりノルマン人によって使われた?
誰か教えてくれ。ヘルプ!
unmerged(24977) アルフレッド大王(エグバードの孫)はサクソン人の王国ウェセックスと
アングル人の王国マーシアを統合し自らを「アングロサクソンの王」と呼んだ。
彼の息子エドウィン(注:エドワード長兄王)もその称号を受け継いでる。
エドウィンの息子アセルスタンもまた、他の主要なアングル人の王国ノーザンブリアを
征服した。彼は「King of the English」を名乗る。彼の後継者もそれに倣った。
さらに彼は「全ブリテンの王」とも名乗ったが、これは他の王たちの議論を呼んだ。
。
デンマーク人(デーン人)の侵略者クヌートは、その王国を征服した後に
「King of the English」の称号ではなく「King of the England」を採用してる。
Vandelay確かに、イングランドはアングル人の土地という意味になる。
どうしてサクソン人とジュート人が " 除外 " されてしまったのか分からんが、
それらも含めてしまうとかなり不細工な名前になってたろうな・・・
たぶんだけど、アングル人が支配的な立場にいたのでは?
それから、イエス、ブリテン(英国)は、ローマ人が名付けたブリトン民から来てる。
ブリタニア(ウェールズを含むがローマ人がカレドニアと呼んだスコットランドは
含まない)の原住民だからブリトン人と呼んでいたんだな。
Styrbiorn Saxland(サックスランド)は当時もう他に存在してたよ。
北西ドイツはその名でよく知られた土地だったんだ。
Solmyr 何故なら、ユトランド(ジュート人の国の意)は別の場所にもうあったし、
セックスランドは・・・・・・ちょっと言ってみただけやが、
まぁ英国のキャラが壊れてしまうやろなぁ。
サクソン人が支配力を持つ部族(ウェセックス)だったのは間違いないで。
少なくともノルマン人の侵略まではせやったわ。
ただ、アングル人はロンドンの地域に住んどったんで、
それがでかかったんかもなぁ。ま、知らんけど。

ブリテンのことやけど、トロヤから難民してきて、当時はアルビオンと
呼ばれていた島を巨人たちから力づくで奪い取ったブルータスはんが
ブリテンと名付けたっちゅー神話があるんやで。
トロヤのブルータスときたかぁ・・・・・・このブルータスは、トロヤ戦争で活躍したアイネアスの孫か曾孫らしい。
有名なアキレス腱のアキレウスやオデュッセウス、アガメムノーンたちも
大暴れしてたトロヤ戦争が行われたのは紀元前1200年とか言われてたり。
孫か曾孫ならそこから100年ぐらい先の話ですかねぇ。(適当
ま、話がそれるので、ブルータスがブリテンを建国した伝説があるとだけメモメモ。
アキレウス アルゴスの軍神1 (ヴァルキリーコミックス)(トロヤ戦争が舞台で多くの英雄が女人化されビキニアーマーを・・・)
さて、本題の イングランド VS セックスランド 論争ですが、
色々な解説・怪説・珍説が飛び交ってましたけど、史実解答は無かったかなぁ。残念。
ただ、エグバート王がアングル人を穏便に吸収するため譲歩したという説は納得でした。
名を捨てて実を取ったこの解釈が最も理に叶ってると思うし、一番現実的じゃないでしょうか。
併合されたアングル人も思わず、うん?となって反乱しにくかったかも。(えー
ホントもしこれが史実だとしたら、エグバードは確かに賢いですよね。
さすが、825年?に天下統一したイングランドの君主ですわ。
(ただし、初代イングランド王が誰かはむにゃむにゃむにゃ)
そもそも
サクソン人はイングランドに来なかったという奇説は予想外でした。
これはさすがに無いと思います。(笑)
unmerged(4253)氏は、大陸のサクソニー(ザクセン)には海岸線がなかったと
メッチャ食い下がってましたけど、それはトンデモの類ではないかな。

(
クリックで拡大するはず)
アングロサクソンの移住というか侵略経路はこんな感じだったそうな。
サクソン人たちもちゃんと海岸線持ってた模様。
しかし、ジュート人たちは何で近場へ行かずにあんな遠くへ行ったんだろうね?
なんで七王国時代からイングランド統一までの空気っぷりがハンパないんだろうね?
史実はまだよく知らんけど、スレッド内での扱いが酷かったですわ。 (つД`)
ジュート人が建国したケントは大陸に近かったこともあって、それなりに
頑張ってたんですけどねぇ・・・・・・ただ、今もケント州という名だけは残してます。
ちなみに冒頭で紹介した
4年前の記事で書いた
「誰かこのヘプターキーからイングランド統一までを舞台背景にして
燃える面白漫画・小説を書いてくれないかなぁ。(チラッ 」
ですけど、去年(2017)並木 陽さんが書いてくれてたYO!
ノーサンブリア物語 上ノーザンブリアが舞台とはまた素晴らしいじゃないですか!
有名なマーシアのオファとかウェセックスのアルフレッド大王ではなく
日本ではほぼ知名度のないノーザンブリアな所に熱い魂を感じる。^^;
でも、エドウィン王は、エグバードと同じくブレトワルダ(覇王)に
なったみたいだから、物語的には面白いと思うなぁ。
この本、ほとんど話題になってないっぽいけど、誰かレビューしてあげてー。
個人的には、クヌート大王の名前が出てきて体温上がりました。
もちろん、ヴィンランドサガのクヌートさんのことですよ!初登場時は、実は女なんじゃないのと勘違いさせる美少女ぶりでしたが、
途中からすっかりやさぐれて玉座に相応しい風貌になっちゃいました。

(エセルレッド2世のこと。彼の死後、妻のエマをクヌートさんが・・・)
うん、この漫画大好きなんだ。
だから、エグバード、アルフレッド大王、アゼルスタンと連なるウェッセクス朝の
系譜をクヌートさんが打倒しイングランドを征服(1016年)する流れが溜まらんのです。
あぁ、ここに繋がるのかあぁという感じで。
クヌート大王没後、一時ウェッセクス朝が復活しますが、本題のスレッドにあったように
1066年のノルマン・コンクエストでイングランドの王座はノルマン人のものに。
その後、イングランドにアングロ・サクソン系の王朝が建つことは二度となかったり・・・
現在の
イギリス王室にイギリス人の血がほとんど入ってないのは周知の事実。
管理人的には、どうしてもモヤモヤっとする話なんですが、
国の成り立ちや歴史が違うとあまり気にならないものなんですかねぇ。
英国王室の歴史もかなり面白いのでいずれ取り上げます。ノルマンコンクエストも。
最後に、下ネタまみれのこの記事、如何だったでしょうか?
管理人は、もう一生分セックスとタイプした気がしますが、
メチャクチャ楽しみながら書いてました。(;^ω^)ヘンタイダー皆さんも楽しんでくれたり、こういう歴史に興味を持ってくれたりしたら嬉しいです。
以前にも書きましたが、2020年には東京オリンピックがありますし、
来年にはラグビーワールドカップ2019が日本で開催されます。
ラグビーと言えば、イギリスを構成するイングランド、スコットランド、ウェールズは
世界トップ10に入る強豪国ですから、ファンが大勢来日することでしょう。
そんな彼らと交流・おもてなしをする機会があった時、
相手の国の歴史や文化を知っていたらきっと喜んでもらえると思いますよ。
(ま、セックスランドの件は置くとしてもw)
おもてなしとか関係なしに、歴史をザックリでいいので知っておくと、
それらをテーマにした映画・ドラマ・漫画・アニメなどがより楽しめますよ。
今、海外で大人気のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」は、
正にイングランドの七王国とばら戦争がモチーフになってます。
本当に面白いので機会があったらぜひ。amazonプライムなら無料で観れまっせー。
他にもNHKでやってたクイン・メアリーとかいろいろ紹介したいけど割愛。
とりまヴィンランドサガとナポレオンは読みなさいと布教しながら今日はこの辺で。ノシ
P.S. 大谷翔平のオープン戦初登板試合 2/25 5:00~ を
NHK BS1が生放送!
録画の予約セットを忘れないようにするんやでー。
スカパーでもJ SPOTSで生放送&再放送やりますよーーーー!
ゲーム・オブ・スローンズの原作小説がこれです。管理人も持ってますが、たぶんドラマから入った方がいいね。(えー
物語が重厚で登場人物も多いからまずはビジュアル&音声ありのドラマが吉かと。
ヴィンサガは
海外のAmazonレビューも軒並み高評価舞台となってるイギリスamazonレビューを記事にしようと思ったのだけど、
短文レビューばかりで断念。じゃーない米尼にするかなぁ・・・
里中 満智子さんのギリシア神話シリーズは良作やと思います。
本作単体でも面白いしこれで元ネタを知っておけば神話モチーフも理解できます。
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