元ネタ
outpostnine.com/ 昨日(3月3日)、C・W・ニコルさんが亡くなられました。
死因は直腸がんで、2016年から療養されていたそうです。享年79歳。
英国ウェールズ出身の環境保護活動家、作家、親日家として有名ですが、
もともと日本に来られたのは、空手を学ぶためだったそうです。
東日本大震災では今現在にまで続く
震災復興支援 をして頂いてました。
天皇と美智子皇后が公務でそのアファンの森を訪れた際には案内役をつとめられ、
その翌月に生前退位の話が出ると以下のように語っていたそうです。
「天皇陛下にかけていただいた言葉は一言も忘れない。自然に包まれた両陛下はお幸せそうだった。退位されて体を休め、お好きなことができるのなら、私も日本人としてうれしい。愛し、尊敬していきたい」
日本国籍を取得されてるので正確には日本人ですけど、
ここまで日本を愛して尽くしてくれた外国人は稀有ですよね。
本当に有難いことですし、本当に残念で仕方ないです。
同じく稀有な存在だったドナルド・キーンさんも昨年に亡くなられています。
日本は大切な友人・理解者を続けて失ってしまった。
いま痛切にそう感じてます。
はぁ、思いがけない訃報で憂鬱になってしまいましたが、
「Life must go on」
生きている者は人生を戦い続けなくてはなりません。
管理人も自分にできることをやるべく当ブログを更新します。
ま、時間がないのでまたもやサルベージ記事の再掲載ですけど。(ノ∀`)
沈んだ気分を引き上げるべく笑えるネタを掘り越してきましたよ。
以下は2006年9月の記事になります。
約14年前という事実に震えましたが、面白さは不変ですから・・・
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あるアニメ・フォーラム(掲示板)に、日本に行くから何かアドバイスくれよというスレッドがあったので、そこを読んでいると Watch out for Kancho(カンチョーに気を付けろ) というレスが付いていました。
そして誰も「Kanchoって何?」と聞かないのです。
海外でも一部の人達にカンチョーが伝わっているのは知っていましたが、日常会話の様に kancho が使われているのは少々驚きましたし面白かったですね。そして何がこんなに Kancho を世界的に有名にしたのかなと探ってみたら、どうやら原因はこれのようです。
Sennen Goroshi ( a thousand years of pain )
VIDEO ナルトの影響力は凄いですね。
千年殺しが、英語では千年の苦痛に変わったのは、
検閲なのか上手く訳せなかったのか・・・
(アメリカでは暴力・ドラッグ・煙草などが子供番組から排除される)
まあこのシーンが海外のアニメファンに衝撃を与えたのは間違いないようです。
その証拠に海外のアニメ・コンベンションではこんな光景が、
ウィキペディアでも6カ国語圏で
カンチョー の項目がありました。
英語版の Kancho を読んでいると下の方にリンク先があって、面白いサイトを見つけました。正確には再発見なんですが、話がそれるので詳細は省きます。
そのサイトは、アメリカから英語を教えに来た黒人の方の奮闘記って感じですね。
その中の僕が面白いと思った1つを紹介します。長いので要約してますが。
My Kids Are Perverted 俺の教え子達は変態だったよ。 Ok、まず俺は日本の3つの中学校の補助教員だ。
学年は1年生から3年生まであって、アメリカの7~9グレードに相当する。
だから子供達は12歳から15歳になるな。
1年生にとっては、全く初めての英語学習スタートだ。
だから彼らは英語を何も知らないに等しい。
まあ、「 Good Morning 」と「 I go to school by bike 」ぐらいは理解してるかな。でもその程度だし、中にはそれすら分らない者もいるんだ。
「 Good Morning 」も言えない子供だっている。
だが糞ったれな事にほぼ全員が俺にチンコ大きいの(big dick)って英語で聞く事はできるんだよ。それか、「 bigu dikku 」みたいなEngrishで。<注:LがRになっている。日本人の発音をからかった造語>
日本はカリフォルニアより小くて、島国だから全てがフィルターを通ってくる。
ここには僅かしか外国人がいないので、日本人の海外の印象はメディアからのものだけだ。そして正直な話、彼らはアメリカ以外の事は本当に気にしていないんだよ。想像してみてくれ、お前の国への認識が映画や音楽、MTVによって作られているのを。
・・・ああ、俺はお前が泣き止んで震えが止まるまで待っててやるよ。
・・・・・・もう大丈夫かい?
OK、そんな訳でとにかく「黒人のチンコはでかい」というステレオタイプが日本中に広がってるんだ。12歳の子供にさえも。俺がこの国に来たのは単に英語を教えるだけじゃなくて、「 文化的な認識を広める 」という役目がある。ステレオタイプを壊し、先入観を崩していくという訳だ。
まあ、とにかく俺は「チンコでかい?」と聞かれるんだ。とても多く。
1日に2-3回もだぜマジで。
アメリカでの俺の人生全てで、こんな事を聞かれたのは2-3回だけなんだから、マジ驚きに値するよ。
そして俺は何て答えたらいいんだよ?
12~15歳の子供達へさ?
俺が手を振って「 No no no. 」と言うと、「 Oh, sumaru dikku? 」(翻訳 "Small dick?") って言うんだぜ。もちろん、それは間違いだから俺は訂正しなきゃいけない。
つまり、俺には勝ち目の無い状況なんだよ。
俺は日々、その質問をされるの避けている。
そして、それを本当に掴もうとしてくる奴らを避けている。嘘じゃないんだ。
俺は週一回の頻度で、日本の中学生達とドッジボールならぬ、ドッジチンコをしなきゃいけないんだ。少年や少女達とだ!
年齢、性別、そんなものは関係ない。彼らは全員そうしたがるんだよ。
実際、少年の方が粘り強く挑んでは来るがな。
ある日、1人の少年がチンコを掴もうとしたんで、俺は " No! " と言ったんだ。
そしたら彼は両手を合わせて英語でこう言ったよ " Please! " 、冗談じゃねえ!
チンコを掴もうとしてくる12歳の少年の横に座っていた時も、俺は " No! " と言った。
そしたら彼は「どうして?」と聞いてきやがったよ。
もしかしたら、俺が理解できてない文化的な溝があるのかもしれないと思ったんで、そいつにも分かるようにハッキリと言ってやった。
「お前がもう10歳年上で生まれつきの女になれたらな。話はそれからだ。」
だが、その少年の取った行動は、ある少女と席を入れ替わり、
少女に俺のチンコを掴ませて彼に報告させる というものだった。
そんなつもりで言ったんじゃないんだよ 。
他にも俺は、それは止めろ、と言えたらと願っている事がある。
実際、状況は悪くなっているんだ。
とりあえず俺に、" Kancho(カンチョー)" と呼ばれる日本の子供達が好きなゲームを紹介させてくれ。
現実に即していえば、それはゲームなんて生ヌルいもんじゃねぇ。
子供達は両手をしっかり握り合わせてから人差し指を突き立てて、
それを人の尻にぶち込むんだ 。
俺は本当に冗談を言ってるんじゃないんだぜ。
日本に来る前、全然役に立たない事をたくさん教わったよ。
どんなコンピューターを持っていくべきか、アメリカのDVDは観れるのか、服のサイズはどうなのか・・・でもそんなのはナンセンスだ。オリエンテーションの3-4ヶ月もの間に、日本の子供が指を突き立てて尻に突っ込んでくるなんて誰も教えてくれなかったよ。それこそ、個人的に俺が知っておくべき事だったのにだ。
カンチョーと呼ばれるそのゲームは、
どんな子供でもカンチョー・アサシン(暗殺者)にしちまうんだ。
1番優しそうな少女でさえ、お前が振り返って後ろを見せた瞬間、
その指をお前の肛門に詰め込もうとする かもしれないんだ。
その証拠に俺の友達の1人は、実際やられちまったよ。
─ 誰も信用しては駄目なんだ 。
俺の経験からいうと、少女達こそ最も危険な存在だ。
彼女達は自然に俺達の警戒心を解いちまうからな。
俺はとっても幸運だった。
ここに来る前に大きくてダブダブのズボンを買っていたんだ。
そして子供達がカンチョーをしてくる・・・
だが、奴らには俺の肛門の位置が分らないんだ!ビューティフォー!
俺は1人の少年が挑んできた時、ヒットせずに指が布地と空気を貫くの見た。Yes!
こうして俺はカンチョーを避けるのが、
スパイダーマンのごとく本当に上手くなっていった。
今では俺の磨き抜かれたカンチョー・センスは、
いつ何処で襲われるか教えてくれるまでになった。
俺はまるでプロフェッショナルの様に子供たちの指を受け流す。
だから俺の記録は未だに100%カンチョーFreeだ 。
以上、リバイバル掲載でした。O_O
そうなんですよ。自分でも驚いちゃったんですけど、
ブログ開設当時は翻訳文の後に何も書いてなかったんだ。
しかし、翻訳したものに対する考察や感想が無いのはどうも心地よくない。
あるべきものがないと予定調和が崩れてザワっとしてしまう。
そんな訳で、14年越しにチョロっと書き加えますね。
まず、最近の世界カンチョー事情はどうなってるのかと思いググってみたら・・・
イギリスの大衆紙「The Sun」が去年の12月にカンチョー記事を掲載してたよ。
POOP NEEDLE Dong Chim is the bizarre South Korean game where children are allowed to poke you in the BUM 糞針(トンチム)とは子供たちが人のケツを突くことが許される韓国の奇妙なゲームである (
大衆紙ザ・サンより )
韓国のトンチム/糞針ってなんぞ?
なんか調べる気が起きないんで軽く流しておきますが、
どうやらナルトが流行る以前からアチラでもカンチョーが定着していたようです。
もしかすると日韓併合時代にカンチョー伝来してしまったのかもしれんね。
その点についてだけは謝罪しておきます。(^_^;
それから、当時の記事に頂いたコメントで気付かせてもらったのですが、
ソースの黒人英会話教師が言っていた「カンチョーアサシン」はシャレだった。
>浣腸ass・ass・in 暗殺者の assassin と肛門の ass に (指を)in をかけてたんだ!
クソ、どうしてこれに気付けなかったのか・・・不覚にもほどあるわ。
なんかこれ、田丸浩史さんの漫画に同じネタがあったそうな。
でもどの作品だろう?
「超兄貴」あたりかなぁ。ジャンル的に。(笑)
最後に、当時の2ちゃんのスレを発見したんですけど、
なんか思わず最後まで読んじゃいました。
スレタイ「
俺の教え子達は変態だったよ。 外国人英語教師の苦悩 」
・カンチョー・アサシン ・assassin(暗殺者) = ass(肛門)ass(肛門)in(突っ込む)かよ ・(*゚∀゚)σ(*)スブシュ!! ・「Kanchou Assassin」今年の流行語大賞に決定! 「ちんこでかい?」もノミネート! ・シリア北東部の某山中に本拠を構える秘密教団 『アナルを我が手に』を唯一無二の教義とし、【穴の老人】と呼ばれる教主を導師とする。 教団の構成員は常習的にウンコ臭を吸引し、人間が本来敬遠する肛門という排泄器官への忌避感を抹殺しつつ、「熱した砂鉄への貫手突き」「食指と中指でのクルミ割り」等の訓練によりその指(殊に食指)を凶器となるまでに鍛えあげる。 構成員には肛門への忌避感が比較的低いからか低年齢層が多い。 『肛門感覚の刺激から人間意識の拡大(拡張ともいう)を図る』目的の元、構成員は全世界のあらゆる場所に潜伏し、日夜教化活動に励んでいる。
カンチョー・アサシン大人気。(笑) 1年半かけて細々と1000コメ近く行ってるところも面白い。
なにはともあれ、多くの人が楽しんでくれたなら、お尻とチンコを狙われ続けた
件の黒人英会話教師も報われたことでしょう。きっと。
あ、図らずも二日続けてチンコをネタにしてしまってた・・・
そんなつもりじゃなかったんだよ。
いや本当に。
そんな感じで、本日はこの辺にしておきす。ノシ
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イラストにうるし原 智志さん! 昔からずっと活躍されていて広島出身。
勝手に応援させてもらっています。
ところで、このアサシンメイドはカンチョーもしてくれるのだろうか・・・
◆
アサシンメイドとスパイ卿
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趣味で面白いものを翻訳してた人が多かったからか、昔のが質が高かった気がする